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これからの社会と行政書士業務

以前、これ読んでブログにしてましたが、

 

デジタル・ガバメント実行計画

政府CIOポータル

 

新たに22年7月に「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が出たので内容を全面変更して、24年6月にも改訂版が出たので編集しました。

 

内容はデジタル・ガバメント実行計画で言ってたことが進んできてるって感じです。

 

デジタル社会の実現に向けた重点計画
デジタル庁HPより

デジタル庁

今まではぁ縦割り行政でなんもかんもダメダメだったじゃん?

でも海外はさぁコロナ禍前からデジタル化進んでていい感じだしぃウチらこの調子じゃ世界に置いてかれるじゃん?超ヤベーじゃん?

 

ってことでデジタル庁を作ったようです。デジタル社会の実現に向けての司令塔の役割を担います。

 

こういう取組も。

 

日本のデジタル度2021(概要)

デジタル庁

デジタル庁職員が行政手続を実際に体験してかかった時間を計測してみた
デジタル庁HPより

 

車庫証明はそんな難しくない手続ですが、運が悪いと待ち時間長いし、添付書類の間違いなんかもありえるっていういい事例紹介だと思います。

誰一人取り残されないデジタル社会

を目指すそうです。

なるべくみんなスマホとか使えるようにしたいってことかと思ってましたが、

 

デジタル機器やサービスに慣れてなかったり利用しなくても、デジタル化による円滑な行政サービスや恩恵を受けれる環境を整備する。

 

ってことのようです。

 

今までのように窓口に手続に行ったとしても、行政機関の情報連携によって集める書類が減ったり待ち時間が減ったり書くもんが減ったりとかそういうことかもしれないです。

 

で、現役世代は全員デジタルリテラシー身に着けることが重要で、デジタルスキル標準ってのを提示するから勉強してねってあります。お、おう。

 

デジタルスキル標準

経済産業省

 

マインド・スタンスとかマインドセットとか書いてあるけど意味分かんないんで日本語でよろ(デジタルリテラシーの欠如)

 

と、思っていたらマインド・スタンスの定義の説明がありました。

 

「個人が自身の行動を振り返るための指針かつ、組織・企業がDX推進や持続的成長を実現するために、構成員に求める意識・姿勢・行動を検討する指針とする」

 

あーそーゆーことね。完全に理解した。

企業理念とかそういう感じ?

 

マインドセットって言葉はなくなってますね。

デジタル化が当たり前

って言葉が何回も出てきました。

デジタル化を進める。というところから前進。

 

ですが、まだまだ利用や満足度は低調で、諸外国と比較してデジタルツールを使ってみることに対して抑制的だそうです。なんででしょうね?

 

デジタル化の進捗度合いはダッシュボードで公開されてます。

 

マイナンバーカードの普及状況
デジタル庁HPより

 

アナログ規制の見直し状況に関するダッシュボード

デジタル庁

 

各法令のアナログ規制の見直し状況と、「行政書士」の検索結果。

デジタル臨時行政調査会アナログ規制見直し状況
デジタル庁HPより
デジタル臨時行政調査会アナログ規制見直し状況「行政書士」
デジタル庁HPより

 

去年と比べて見直し完了が3000以上増え、行政書士に関連する見直しも完了となってます。

 

自治体DXの取組に関するダッシュボード

デジタル庁

 

以前はなかったやつができてました。

沖縄県は・・・

市町村毎のDX進捗状況_概要
デジタル庁HPより

 

全国に比べて遅れてるようです。伸びしろですね。

 

今後5年間はDXや政府情報システムの最適化を推進する「集中取組期間」とのことなので、なんとかついていきましょう。

マイナンバーカード/マイナポータルのパワーアップ

  • 健康保険証・運転免許証・在留カードとの一体化
  • 障害者手帳とマイナンバーの連携の強化
  • 年金情報との連携の強化
  • 資格情報のデジタル化
  • 確定申告の利便性向上に向けた取組の充実
  • 引越し手続のデジタル化の更なる推進とデジタル完結の検討
  • 死亡相続手続きのデジタル完結
  • スマートフォンへの搭載等の利便性の向上

などが検討・推進されてます。

改定前はまだだったスマホへの搭載が実行されました。

 

国家資格証のデジタル化では行政書士資格も対象です。

技能士資格情報、技能講習修了証明書、建設キャリアアップカードのマイナポータル連携?もするみたいです。

手続の簡素化・省力化

添付書類の省略

  • 登記事項証明書
  • 戸籍謄本等
  • 住民票の写し等
  • 印鑑証明書
  • 所得証明書・納税証明書等
  • 定款等

とかが添付不要になっていきます。

 

「税務に関する手続は、多くの国民に関係する一方、複雑であることから、納税者にとって簡素で分かりやすくする必要がある。」 との記載も。

そうだそうだー!!!

 

簡素化・省力化は、一般市民だけでなく、行政職員のためでもあります。

 

「国と地方公共団体は、緊密に連携・協力をして、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進することによって、住民の公共サービスの提供等に係る負担を軽減するとともに、国及び地方公共団体等で働く行政職員の負担も軽減する必要がある。」

 

と記載されてます。行政職員のみなさんも余裕をもって仕事できるようになったらいいですね。

行政書士への影響

ビビってましたが今んとこ急激な影響はなく、少しずつ簡略化や便利になったりしてるのを実感してるところです。

一般の方も気づきやすいのはこういうのとか。

駄菓子菓子、メインの農地業務のeMAFFはまだ各市町村対応する気配ないですし、 

建設業関連手続でも、沖縄県はJCIPでの新規許可申請は対応してません。

あっ、年度報告はできるようになってる!いつの間に!

建キャリも民間工事では全然導入されてないので利用はあんま伸びてないです。

個人的に期待してることは、新しいサービスももちろんですが、既存サービスやシステムの情報の更新です。

6年以上前の情報が更新されてなかったりでびっくりするんでよろしくお願いします。