今まで許可申請は予約をとって対面での手続だったので、予約が混み合って希望の時期に許可を取得することができないこともありました。
電子申請になると、いつでも申請できるようになり、県庁に行く必要も無くなります。
押印廃止
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添付書類削減
↓
電子申請(対面不要)
と、国の施策が着々と実行されてると感じます。
JCIP(ジェイシップ)
JCIP(ジェイシップ)っていうシステムで申請します。
操作画面の動画を視聴したところ、入力画面とか操作方法は他の電子申請と比べて使いづらそうという印象はありません。電子申請に慣れていれば問題なく使えそうです。
①建設業許可・経営事項審査電子申請システム 申請者向け【基本編】
②建設業許可・経営事項審査電子申請システム 申請者向け【操作編】
③建設業許可・経営事項審査電子申請システム 申請者向け【代理申請編】
MLIT channel
OSはWindows、スマホは不可。
Microsoft EdgeとGoogle Chromeで使えます。
使い方
JCIPを利用するにはGビズIDを取得しておく必要があります。
GビズIDを取得したらここからログインします。
GビズIDがなくてJCIPに入れなくてもマニュアルで画面の確認ができます。314ページあります。
建設業許可・経営事項審査電子申請システム(JCIP)操作マニュアル1.1版
国土交通省
電子申請になったからといって誰でも簡単に書類が作れるわけではありません。
まず申請書類の一覧が出てきて、申請書類の束を画面上でバサッと渡される感じです。
必須の他にどの書類が必要かは申請者自身で判断しないといけないです。
書類の内容についても1から10まで説明があるわけではありません。
これとか意味わかんないですよね。
(1)(2)(3)は間違えると爆発します。
こういうのもあります。
GビズIDもってる行政書士に委任できます
行政書士に依頼する場合は、今までの紙申請では紙の委任状での委任でしたが、委任者(申請者)も受任者(行政書士)もGビズIDをもっていれば、GビズIDのHP内で委任をすることができます。
その際、委任者(申請者)が委任する行政書士の行政書士証票をデータ添付しないといけないので、行政書士から行政書士証票の画像データをもらっておく必要がありますね。
委任者(申請者)が承認依頼
↓
受任者(行政書士)が承認
で委任が完了します。
最初の基本情報の画面で、行政書士以外の代理申請なら、中段あたり②の
□ 業として行いません
チェック欄□にチェックを入れてください。
代理人のデータも貯まるはずなので、行政書士以外で代理申請しまくってる怪しい人がいれば行政が簡単に把握することもできそうです。
また、難しかったら行政書士に依頼できるという周知にも繋がると思います。
沖縄県はまだ電子申請できない
ブログにしといてなんですが、沖縄県は全ての申請には対応していません。
沖縄県
新規許可申請への対応については調整中とのことで、当面、現状通りの運用となります。
電子申請できるようになってもしばらく紙申請と併用になりそうです。
いつか紙申請はなくなって完全電子申請化するんでしょうか?