行政書士になったら毎月送ってもらえる会報誌に載ってた内容についてです。
ちなネットで誰でも見れます。
月刊 日本行政 2022年4月号
日本行政書士会連合会
行政書士制度広報月間の活動報告が結構おもろかった(ウケたという意味ではない)んで紹介します。
行政書士制度広報月間
行政書士広報月間は、例年、行政書士制度周知やアピールのため、支部ごとに官公署などを回って挨拶したり、行政書士ポスター掲示をお願いしたり、無料相談会を開催したりしてます。
自分の所属してる南部支部では、支部役員が官公署や商工会など合わせて22ヶ所回ってました。
コロナ禍になってからは官公署回りも対面での相談会実施も難しい状況で、相談会については電話相談になってます。
実施報告
電話無料相談の項目別相談件数の集計が載ってます。
相談会での相談は遺言・相続が定番です。告知や案内が相続推しってのもあるかとは思います。
自分は遺言・相続は分からないので、相談員はやりたくないです(遺言・相続の相談きたら逃げていいならやりたい)
次が不動産関係になってるんですが、どんな内容だろ?
各種契約や農地転用や土地開発は別にあるから、隣地所有者とのトラブルとか?あっ空家かな?
その他は紛争・税金・登記だと推理。
広報月間事業に関するアンケートへの各都道府県行政書士会の回答が載ってます。
へーってなったのを挙げます。
北海道
- 田舎では相談に行くと身元が明らかになる可能性が高く、相談したくてもできないという声が聞かれた
- 例年、十勝管内の官公署等120か所を訪問
- 「公務員向け入会案内」を持参して管内の市町を訪問する予定
北海道の報告は特にインパクトありました。
田舎ならではの事情、1支部で120か所も訪問するハンパなさ、公務員向け入会案内を配る強さ。
宮城県
- 女性相談専用電話と一般用電話を設置
めっちゃ良いっすね。女性会員は少ないから対応してくれる方の確保も大事です。
神奈川県
- FMヨコハマにて、「にゃんとも頼れる!行政書士」という5分間のラジオ番組(毎月第3、4木曜日)の放送を開始
- 新CMも制作し、テレビ神奈川での放映も10月3日から開始
さては金あるな?(金あるのは行政書士数が多いから)
茨城県
- 広報用チラシ(A3二つ折り)では、「相続・農地で悩んでいませんか?」と大きく掲載し、昨年からの相続関係に加え、農地関係も強くPR
農地業務の需要がかなりあるってことでしょうか?
埼玉県
- テレビ埼玉に本会会長と広報部員が出演し、行政書士制度並びに広報月間無料相談会開催のPRを行った。ユキマサくんのマスクケースと除菌ジェルを視聴者プレゼントにしたところ、666名から応募があった。
- 以前は500件以上の相談を受けた年もあり
都会やべー。
群馬県
- 「新規相談員養成のための相談員実務実習制度」を導入、実施しながら相談員の資質向上に努めている。
- 無料相談会を知った理由は、新聞告知が8割、知人からなどが2割、行政書士会のホームページからというのは皆無であるのが現状である。
相談員実務実習制度どんなのか気になりますね。
「行政書士会ホームページから皆無」は声出して笑いました。新聞つえー。
愛知県
- テレビで当日取材の上、相談会の様子が昼のニュースで放映されるなど、効果的な広報活動ができた。放送後、相談会として用意していた電話5回線は呼び出し音が鳴りやむことがなく
テレビつえー。
鳥取県
- 都市計画法関係業務に係る申請者の実態について、日行連会長名義の協力依頼文書を持参し、県・市町の調査を行ったが、一部窓口において未だ行政書士の役割を理解されていないところが見受けられた。
行政書士は一般市民だけでなく、意外と行政職員にも認知されてません。
島根県
- 本会のイメージキャラクターである「つなぐ丸」
独自のイメージキャラクターいるんだ!?
ググったら北海道行政書士会にも「たくまくん」というマスコットキャラクターがいるようです。
そういえば他にもどっかの支部に牛?のマスコットキャラクターいたような?
監察活動報告
行政書士じゃない人が行政書士業務を行っていないかの調査と、行政機関への非行政書士排除の周知啓蒙の活動です。
注力したのは農地法と建設業が多いですね。
農地法は登記・測量・図面作成などいろんな要素が絡みあうので、司法書士・土地家屋調査士などとの業際問題があります。
毎月読もう日本行政
今回は広報月間の報告があって行政書士以外が読んでも面白いかなと思ってブログにしました。
いつもこういう感じというわけではないですが、行政手続など行政書士に関係することに関しての動向や、他の都道府県行政書士会の活動などを知ることができる会報誌です。
たまには読んでみましょう。