現在、食料・農業・農村基本法の改正の議論がされていて令和６年の通常国会に提出予定とのことなので、そのうち改正されるみたいです。
農地関連手続に影響ありそうなのでちぇけら。
「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に基づく施策の工程表（案）
農林水産省
読んだ感じ、農振除外手続、農地転用手続、農地法３条許可申請、あと地域計画に関わってきますね。
農振除外手続
- 地方公共団体による農用地区域（ゾーニング）の変更に係る国の関与の強化
- 農用地区域からの除外について、集団的農地に係る要件を厳格化
- 地域計画内農地の農用地区域への編入を促進
農地転用手続
- 地域計画内の農地に係る転用規制強化
- 農地転用の許可を受けた事業者が、適確に事業を実施していない場合の当該許可の取消につながる仕組の整備、是正命令に従わない場合の公表等の仕組を構築
農地法３条許可申請
- 農地の権利を取得しようとする際に、申請者の農業関係法令の違反の有無を確認するなど、農地を効率的に利用できない者が権利を取得しない仕組みを設ける
厳しくしちゃうゾ☆と読めますね。
とにかく地域計画が強烈で、都市計画法とかにも影響を及ぼしそうです。
地域計画を定めるにあたっては違反転用が邪魔になるのでガンガン指導いくようになるかもしれません。
行政書士しろまらく事務所は今後も改正情報を追っていきます。
以上、現場からでした。