開業~20 集客データで行政書士からの集客が一番多いことを書きました。
行政書士は業務範囲が広いので1人でなんでもできる人はいません。
たいていの人は、できない業務や苦手な業務を振れる人、教えてくれる人を見つけていて、行政書士同士で仕事の紹介をするのはよくあることです。
ニッチじゃないけどニッチ
行政書士からの紹介が多い1番の理由は、農地手続やってるって知られてるっぽいからだと思います。
農地手続やってるのも、地域的に農地手続の需要があって相談がくるからってだけで、力入れて営業したとかそういうのではなくたまたまです。
南城市に限らず農地手続は需要あると思いますが、積極的にやりたい人は少ない印象です(自分もやりたいわけではない)
ということでこっちに打診がくるって感じです。
みなさん農地をやるべきではないでしょうか!!!
やっぱりこういうニッチな業務ができたり、特定の業務分野に詳しいと紹介きやすいです。
でも、行政書士開業したばかりとか特に得意業務がなくても行政書士から紹介をもらうことはできると思います。
なるべく会の事業に参加する
今は対面できる機会が減っているので難しいですが、まずは会や支部の事業(相談会・研修会・総会・試験監督員など)とかに参加したり顔を出して他の行政書士と会う機会を増やすのが勉強も兼ねられてオヌヌメです。
特に相談会は交流できるだけじゃなく相談対応まで見れるのでめっちゃためになります。
支部単位でもあるので、支部長や支部役員に相談員になりたいと伝えるか、相談員はハードル高いって感じるなら相談会場に見学に行って手が空いてる人と雑談するだけでもいいと思います。
自分は都合つけば他支部の相談会とか会の事業やってるとこを偵察しに行って、話せる人いたら突撃して気が済んだら帰るってのをやってます。
最近だと、糸満市のスポーツロッジの月次支援金とかの相談窓口にたまに顔出してます。
相談会や会の事業に参加しても誰と何話したらいいか分からん問題ですが、とりあえず「得意な業務あるんですか」とか「今どんな業務受けてますか」って聞いて、答えてくれたら「難しいですか」とか「どんな手続なんですか」とか「担当者優しいですか」みたいな質問しとけば会話になるかもしれません。
会話に参加しないで近くで話してる内容に聞き耳立てるだけでも勉強になることはたくさんあります。
その場ですぐなんか紹介されるってことはないと思いますが、存在を知ってもらうことと、どんな人がいるのか、誰がどんな業務できる・できないを知るのはとても大事です。
組織に入る
会の部や委員会、支部の役員になるのもいいと思います。
基本的には中堅以上がやることが多いですが、メンバー集めに困ってることもあるので、会長・副会長・事務局・支部長・ベテランとか誰でもいいんで影響力ありそうな人にどっか入りたいアピールしとけば打診がくるかもしれません。
組織に入ると強制的にそれぞれの業務分野の第一人者とかと話す機会ができるので、かなり刺激になります。
話が凄すぎて自信をなくすこともしばしば。
日常業務が忙しい中で会や支部に協力している方もいるので、そういう方からこういう案件あるんだけど手が回らんからやってくんない?って紹介されることがあります。
また、事務局から会にきた業務依頼に対応できるかの打診がくるかもしれません。
HPをつくる
面識のない行政書士からHP見て連絡をもらうこともあります。
行政書士は行政手続に慣れているので、HPにあるブログとかコラムとか見て「あーこの人詳しそうだなー」とか分かるわけです。
これは基本的な説明。ここは、めっちゃ深い説明。など。
しっかりした内容のものがつくれれば、行政書士からの問合せがくるようになると思います。
行政書士から紹介を受けるメリット
相談を受ける前にワンクッション入るというのが一番だと思います。
詳しい内容は分からないまま回ってくることもありますが、明らかにヤバそう(迷惑かけそう)な人は他に紹介できませんよね。そういう意味では直で来る相談よりは幾分安心です。
あとは紹介される業務に偏りがあれば、やってる人少ないのかな?とか、結構需要あるのかな?ってなるんで力を入れる業務の選択指標になります。
まとめ
得意業務だけでなく、経験がない業務でも紹介はくるので、大事なのは経験より、話せる人を増やす、どんな人か知ってもらうってことだと思います。
ガッカリしないように心がけとかないといけないのは、他の行政書士と話すと「なんかあったら紹介しますね」って言われることもあって、ウヒョーってなりますが、相手がほんとに紹介しようと思っててもすぐになんかあることはそうそうないので、仕事がもらえるって期待してはいけません。