みんな大好き(大好きとは言ってない)農振農用地。
説明しよう!農振農用地とは、簡単に言ったら農業用途でしか使えない土地のことなのであーる!
なので、家建てたり駐車場にしたり資材置場にしたりすることができないという、めっちゃ厳しい制限がされてます。
農振農用地になってる土地に家建てたいなど農業用途以外で利用したいときは、通常、年に1回か2回受付期間がある農振除外という手続を行うことになります。
その個別で行う農振除外手続とは別に、農振農用地全体の見直しを行政主導で行うのが全体見直しです。
行政主導ですが、計画案があるわけではありません。除外申出を募ってから除外する土地を審査して現在の計画の見直しをするという形です。
農振農用地にかかる農業振興地域の全体見直しは、おおむね5年毎に行われることになってます。
中城村がアップを始めました
中城村農業振興地域整備計画全体見直しについて
中城村
【申出書受付期間】
令和4年11月1日(火)~令和4年12月28日(水)
それにともなって、通常の農振除外手続(一部除外)は全体見直しが終わるまで受付停止されます。
各地区で説明会が開催させるので、気になる人は足を運んでみましょう。
説明会に出ないと申出できないわけではありません。
中城村
説明会の1つに行ってみると、めっちゃ雨降ってたにもかかわらず30人くらい来てて、質問も活発に出てました。関心が高いようです。
西原町がアップを始めました
西原農業振興地域整備計画全体見直しに係る地域別関係地権者・農家説明会開催について
西原町
【説明会の日程(11月)】
16(水)
17(木)
18(金)
21(月)
24(木)
25(金)
午後7時~
西原町役場
1階西側玄関 中ホール(保健センター)
申出の受付け期間は後日公表されると思います。
こっちも説明会行きました。また雨。参加者は15人くらいでした。
農振除外するチャンス!?
全体見直しの際は、農振農用地所有者に全体見直しについて説明会をする旨が広報などで周知されます。
説明会では制度や手続や受付期間などについての説明があります。
通知がきて説明会までやった上で受付するので、手続すれば必ず認められるもんだと思ってしまいますが、通常の農振除外手続と違うのは用途が制限されてないことくらいで、目に見えて要件が緩くなるとかはありません。
説明会を行うのは、全体見直し終わるまでは年に1回か2回受付けてた通常の農振除外手続の受付は停止するところも多いので、希望者は今で申込んでねっていう周知も兼ねているんだと思います。
説明会には期待せずに行きましょう。
全体見直しにかかる期間
なんですぐ終わらんの?
農業委員会はもちろん、JAや市町村にある推進委員会などとの審議の日程調整や、都市計画法とかの開発関係法令なども関係してくるので、簡単にはいきません。
担当者の話聞くと、いけそうな希望地はなるべく進めるようにしてるけど県の審査もクリアしないとダメなので簡単には認められないとのことです。
認められなかったことについての問合せなどもやっぱり多いそうで、めっちゃ大変な作業だと想像できます。
通常の農振除外手続と全体見直しの比較
農振除外手続(個別見直し) | |
受付 年に1回か2回。随時のところも。 |
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用途 個人住宅・墓地など。 (駐車場や資材置場はダメ) |
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要件 めちゃ厳しい。 |
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審査期間 半年~1年以上。
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全体見直し | |
受付 5年~に1回くらい。 |
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用途 なんでもおけ。
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要件 めちゃ厳しい。 |
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審査期間 審査がいつ終わるのか、受付時の担当者は知る由もなかった・・・ |