毎年恒例の。
就農事例発表
発表者は個人事業主の農家2人。
聴衆は70人くらいいたような気がします。大盛況。
1人目
- 農業以外の仕事から就農。独立して6年目。
- 親族から農地を借りられた。
- 夫婦とパート1人。農福連携2ヶ所。
- 親族からトラクターも貸してもらってたけど、品目がかぶると使用時期もかぶるので購入。
- 最初は多品目をやったけど管理が大変。
- 花と食のフェスティバルで人参が金賞。
- 休日をとれるようにしたい。
- パートナーの協力・視点・意見が大事。
- 周りの農家から販売先を紹介してもらう。
- 作物の病気は事前の予防・対策が重要。
2人目
- 内地でプロパフォーマー?として活躍していたがコロナ禍で活動が難しくなり帰沖。
- 親族の知り合いの農家のピーマンを食べて感動しピーマン農家で研修を受ける。
- 独立して3年目。
- 最初はやりやすいと聞いたオクラから始めた。
- 農地確保のため、うるま市以南の自治体庁舎全部回ったが、話をすることすら難しかった。
- 鉄骨ハウス付きの農地を借りることができたが修繕整備にかなり費用がかかった。
- 1~2年目は台風・天候・虫の被害で大変だった。
- 対策のリズムがつかめない。やることが多くて対応後手後手。
- 周りの農家に聞こうとしても忙しそうだからと時間を置いたらいなくなってたり。
- 年40回収穫体験開催。無料でやることもあったが今は有料。
いろんな経歴の人が農業に参入してておもしろいですね。
農福連携とか収穫体験とか経営努力がうかがえます。すごい。
農地の確保
今回も農地の確保が難しかったという話が出ました。
親族とかから借りることができなかったらだいぶ苦労するようです。
これから各自治体で地域計画が決定していくので、計画次第では新規就農者の農地確保がしやすくなるかもしれません。
新規就農を検討していて農地の確保に絶望している方は、農業委員会に行って「地域計画ってなんすか?」と聞いてみてください。