就農事例発表
お目当ての就農事例発表でしたが、台風接近に伴い、発表者の1人が台風対策のため来場できず。もう一人の発表者も発表後すぐ帰るそうです。
農業。自然と戦うお仕事。
今回の発表者は個人事業主の農家さん。
- 1人で始めて6年目。3年目で元研修先同僚をパートで雇用して現在3人体制。
- 30から2ヶ所で修行して3年で独立。
- 自信はあったが収穫とか思い通りにいかなかった。
- 農地の確保が大変。毎日農地探ししてた。名刺作って突撃。
- 農業大学行った人でも農地確保ができず断念する人も。
- 農地確保して半年は土作り。
- 最初はインゲンを考えてたが葉野菜にシフト。
- 単品目多出荷でJAに全出荷。
- ハウスはビニール交換代、鉄骨メンテで費用がかかる。
今回も新規就農のリアルが聞けました。キラキラな話じゃないのがすごく良かったです。
相談
そのあと沖縄県営農支援課と豊見城市農林水産課のブースでお話を聞いてきました。
農業関係の支援制度の手続は、支援機関が本人と事業計画や営農計画を一緒に考えながら書類を作っていくこと、ほんとにやる気があるのか、やっていけるのかってとこも見てるってことで、行政書士の代理申請にはなじまないことが分かりました。
行政書士は基本的に農地確保のための農地法3条許可申請や利用権設定の手続を支援するという立場になりそうです。
ついでに別のブースでバナナの株分けの仕方を教えてもらいました。
想像してたよりは簡単そうだけど果たしてうまくいくだろうか・・・
農業をなめてはいけない
新規就農相談会に参加すると、「就農ガイドブック」という冊子がもらえます。
前年度版でもそうでしたが、先輩新規就農者たちからの「農業なめんな」というありがたいアドバイスがてんこ盛りで、とてもためになると思います。
新規就農を考えてる人は、まず沖縄県農業振興公社に相談に行ってみましょう。
こういうイベントを通して、しっかり準備を整えて就農していく人が増えていったらいいですね。