行政書士の許認可業務では、多くの行政職員の方たちと接しながら手続を進めていきます。
ちな一般的に馴染みのある住民票とかをとる窓口(市民課とか)の多くは、対応にあたってるのは委託を受けた民間事業者の方々です。
その方たちはサービス業って感じの対応をしてくれますね。
行政書士になる前の印象
行政職員とかかわる機会はほとんどなくて、住民票とるときとか運転免許証の手続のときとかそんくらいでした。
「行政」が何かも分かってなかったですね。
行政といえば役所という程度で、警察署や消防署や保健所とかも行政だとはっきり認識したのは行政書士業務をやり始めてからです。
ほんで行政職員は怖くて許可とかの手続は書類がちゃんとしてないと担当者に怒られそうってイメージでした。
行政書士になってからの印象
実際の行政職員のみなさんは穏やかで親切な方ばかりでした。
もちろん全員とは言いませんが、対応の態度で嫌な思いをすることはあまりありません。
こっちがなんかミスってても怒るどころか申し訳無さそうに指摘してくれます。マジすんません。
もしかしたら行政書士だからというのもあるのかもしれませんが、窓口で一般の方への対応も見ますけどそんな変わらんかなと思います。
対応が違うとしたら、行政書士だからとか一般市民だからというよりは、その手続に理解があるかというのが大きいかもしれないです。
なんも分からん人より、ある程度知識がある人のほうが話もスムーズに進んで気持ちよく対応できますよね。
一生懸命説明しても理解してもらえなかったら行政職員もイライラしてキツくあたってしまうことはあるでしょう。にんげんだもの。
あとは服装や髪型とかも結構自由なところもあります。
スーツとまではいかなくてもかりゆしウェアくらいは着てそうなイメージでしたが、部屋着のような服装の方がいたり(人に言えない)
金髪とかブリンブリンとかごっついピアスはまだ見たことないかな。
また、警察官は交番とか犯罪捜査の仕事してる印象でしたが、車庫証明や、バーやスナックなどで必要な手続など、わりと身近な手続の窓口になっていて、事務仕事もめっちゃ多いということが分かりました。
行政書士会の研修で講師をしてもらえることもあり、終始カチッとした話の方もいれば、おもしろい話を混ぜてくれる方、ほんとはやらないといけないけど手が回ってないことを正直に話してくれる方もいます。
行政職員は完璧超人?
そんなことありません。
これは行政書士業務してて一番感じることです。
めっちゃ頭良くてキッチリしている完璧超人集団というわけではなかったです。
間違うし勘違いするし知らないこともあるし、即答できない質問きたら困ってあわあわするし、ダルそうに対応されることもあるし、お願いしたこと忘れてることもあるし。近く通ることがあったらいつでも話ししに寄ってと言ってくれる方もいます。
自分たちと変わりません。
この人すごいなぁという方もいますが、すごい人は一般の職場や学校でもいますよね。
あと、上司だからって詳しいとか話が分かるとは限りません。
異動してきたばっかで担当者に比べてなんも分からないということもあります。
なにが言いたいのか分からんくなった
とりまとっつきにくかったり厳しかったり窓口に来た人たちに嫌がらせしてやろうみたいな人はほぼいないということが伝わったでしょうか。
行政職員のみなさんを怖い存在じゃなくてもっと身近に感じてもらえたらと思います。